4通[迷子になりそうin新宿駅]→
e0000377_2385721.jpg

GARNET CROW『Flower』をモチーフに。
まだ下書きです、シャーペンでがりがり。
花瓶が徳利に見えてきてもまだ仕方ないかと。


『蝶々夫人』見てきました。
というわけでよくわからない感想。

席は九列目、一階の。色々あり十一列より移動。
それでも目が悪いためにオペラグラスを借りました。
借りて正解でした、字幕の十五画以上の漢字が読めない。

劇自体は…好み分かれるよなあ。
もっと華やかな、動くものが好きなので、私は。
が、この作品はかなり前から見たかったので良し。
第一幕の、ピンカートンと蝶々さんの噛み合ってるんだかそうじゃないんだかの会話が地味に鬱。
ただ、「向こうの国では蝶をつかまえたらピンで刺すのでしょう?」のあたりは、ああ、って。
それを受けての「逃げないようにするためだよ」…ピンカートンへの殺意ゲージ増 ←すみません。
オチを知っているからこその反応だったと思います。羽の折れた蝶は飛べないから。
ここまでの登場人物で凄まじかったのは叔父のボンゾ、声もそうですが顔が怖かった…!

変わって第二幕は、『ある晴れた日に』ですかやっぱり、有名ですよね。
ヤマドリさんが渋かった、うん、ナイスミドルって感じで好印象。
そしてあまりにあまりですが、是非ゴローをじまんぐ氏にやってみていただきたい。
胡散臭さというかなんというか、何故かあんな声と仕草のゴローもいいよな、と。
ちょい役であまり浮かばれない役だけれども、キャラは異様に濃い、そんなゴロー。
二幕はなによりも、スズキの健気さがぐっときました。最後まであの人は…。
ピンカートンに関し、蝶々さんが「『はい』か『いいえ』で答えて」と尋ねるシーンの彼女は特に。
真実を知る蝶々さんもそれを告げねばならぬ自分も、辛いけれども、答えざるをえない。
同時に辛い人といえば、領事のシャープレスに、蝶々とピンカートンの間にできたあの子供。
前者は最初から色々なことを憂い、現実となってからは度々苦しそうに歌うんですよ。
手紙の真相を読みあげられなかったり、そのことをとうとう蝶々が知ってしまったり…。
後者はとにかくラストシーン、自殺する蝶々。今回の演出では目隠しをしなかったのです。
なので直視してしまうんです、小さな青い瞳で、母が短刀で己の喉を貫いているところを。
演出も素晴らしく、今までほの暗く照らされていた舞台が、一気に白い光で照らされる。
白い舞台に、浮き上がる白装束の蝶々と彼女の子供…ほんの一瞬が、目に焼き付いて離れない。
もう暫く呆然と、何も言えなくなってました、衝撃で。

勝手な解釈の話、衣装ネタなのですが…。
本日の公演では、

第一幕…蝶々:白(花嫁衣装)、ピンカートン:白(軍服)
第二幕…蝶々:紫(私服)/白(花嫁衣装)、ピンカートン:黒(軍服)、ケート:黒(私服)

と、なっていました。注目すべきは第二幕、蝶々の紫を除いた全て。
衣装が変わっているのはピンカートンだけなんです、大きな変化は。
というわけで何が言いたいかというと、

第一幕…蝶々・ピンカートン(白)
第二幕…ケート・ピンカートン(黒) ←蝶々(白)

…つまりは、ピンカートンがその地点で誰を選んだかを、服の色で表しているのかと。
俗に言う「お揃いね私達」ってやつです、何故なのよーです、『Stardust@サンホラ』です。
あれは『白』で浮気をされ、『赤』くなってお揃いだったのが…って、それです。
また、第一幕は軽い気持ちで結婚してしまう真っ直ぐな白、第二幕は罪悪感を抱いてしまった黒と、ピンカートンに限っては。
うーん、奥が深い、深いねえ。二人以外の女性はみんな渋い色だったのも成程、って。

チャンスがあれば、なかなか見てみたい演目は沢山あるので、行ってみたいですよー。
ではでは今日はこのあたりで!
[PR]
by forWAM | 2007-07-13 23:08 | DAYs --日々徒然
<< 3通[到着確認と業務連絡]→ 25通[幸せの最大公約数を求め... >>