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ツァラストゥラはかく語りき。
違う、仮面さんはかく語りき。

「何のために浴衣を着ると思ってるんですか」

…うなじについて語りだしたよこの野郎。
大抵の男性は弱いんだって、私にはよくわからないですが。
とりあえず森鴎外の『舞姫』やりました、その中での話です一応。
なんというか、某氏とも真面目に話したのですが、正直この話、嫌い。

エリスと相沢を各々、愛と夢の象徴と見て、揺れるのが太田。
最初は夢、やがて母の死と罷免により解放されて愛にシフト、後々相沢が出てきてラストは夢に転向しますが…。
いや、正直言いましょう。私がもし太田だったら、逃げましたよ、現実から。
うん、自殺、あるいは精神的な自殺。あまりしたくないけど、正直消えたい。

洋上に最終的には居ますが、もし愛を取るならばとりあえずエリスの元に戻るのがお決まりかもしれない。
が、エリスは発狂。すると太田の決断力のなさ、そこから来る弱さで、逆に戻れない気も。
一方、のうのうと日本に帰ることもできないですよね、だってエリスとその子を捨てたのだから。
夢にも愛にも後ろめたいものを抱き、そうなったら果たして、何を糧に生きるべきか?

ここで対比されるのが、『こころ』でした。
あの物語には、Kという友情、お嬢さんという愛に揺れる先生がいました。
結果、先生は愛を取り、友情のKは死を選ぶ。つか、Kに痛手を負わせて以下略。
『舞姫』はその後が詳しくないのでさほど恐ろしいことは吐けませんが、『こころ』の先生は、暫くその罪を背負いながら生きていきます。
罪、それは静、お嬢さん。罪と向き合って生きて、その後、『私』にそれを告白して世を去るわけです。
とりあえず、ちゃんと戦ってます。これが大切。

ところが『舞姫』の太田は、またこれがどっちつかずだから困る。エリスを失った罪を背負いながら、果たして夢は追えるのか?
心への負荷が重すぎて、我ここに在らず的な描写がサイゴンにての冒頭にありますが、内蔵が九回転だっけか。
しかしそれは何かが違う。
悟ったとかあの頃は幼稚だったとかじゃなくて、それは現実から目を反らしてるだけだと思う。
せめて、という戦いの意志すらなく、ひたすら逃げている現実は、果たして成長ととれるのだろうか?

あれなんだよなあ、この考えは先生と太田はキャラが違うってことを考慮に入れてないです。
前者は、なんというか意地悪なイメージがあります、権謀術数。
後者は、どっちつかずで曖昧でその場凌ぎな感じが、現実逃避。
好きなのは断然前者です。いや、後者はたまに自分が陥って自己嫌悪に陥るから。
とはいえども、相対的に好きなだけであり、絶対的にはもちっと違う人が好き。

とにもかくにも、まずは主人公が嫌いだったのか、私…。
相沢のせいにするなよ、誰が悪いわけでもなくて、強いて言うなら現実から逃げた太田だ。

『「3」…不安定な数字 「3-1」…模範的な数式』

『Yield/Sound Horizon』じゃないですが、一番弱かった人間が一番悲しいことになる。
誰か一人が抜けなくてはならないのですよ、悲しいですが。
なんでこんなに悲しいのだろうかね。


とか言いつつも、楽しい時は楽しいもので。
他愛のない話だとか、お決まりのやり取りだとか。
そんな中に何かを見つける瞬間を求めて日々を過ごす。
それなんだなあ、と最近よくよく感じます。
そういう過去が積み重なって、現在を経て、未来につながるんだなあと。
最近はそんな気分です、いや、昨夜からですが、気づいたのは。
明日もがんばるぞー。


【今日の反省】
数・積分計算、やばいと思ったら楽ができないか調べる
数・君の悲しみを因数分解してみようか!
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by forWAM | 2007-11-19 21:40 | DAYs --日々徒然
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