寓話は真実の合わせ鏡、だから恐怖を抱くのよ、話の中のあなたの鏡像に。
国語(※記述数学の裏番組)の先生がイミフ…。
O先生というのだが、まあキャラは許そう。嫌いではないむしろどんと来い。
だがな…あの解き方はねーよ…。

本文読まずに解けるだと? だまらっしゃい。
センター古典でそんなに書き込むな? だまらっしゃい。

昨年一年間で、本文から回答の根拠を導き出す方法をこれでもかと教わりましたよ。
省略や対比、繰り返しや呼応表現を捉えながらメモする癖もつきましたよ。
なんだかそれらを一度に否定された気分。

正直、システマティックなのはいいが彼の言うあれは最早国語ではなく条件反射。
問題文だけ見せて解かせるのは、私みたいに周辺から推論する人間には一番危険。
「この一文字だけで解答が決まる」だなんて、それは勘違いの気がする。
たわしのロマン(≒主義)にはものすごく反している、この方針は。
まさに本人曰く「邪道」。

マジで仮面さんかルパンが良かったよ…わがままだけどさ…。
十二月まで耐えられるかしら…。
つか通常現代文/古典が仮面/ルパンだからまだいいのかな…?
いや、逆に対比されて辛い…席、後ろのはじっこに移動するかな…。


ロマンで思い出した(出すな)。
桂ロマン買ってきました、紀ノ国屋某店最後の一冊。
『星屑の革紐』でもうひたすら温もりをチャージ。エトの目が見えなくなるシーンに戦慄。
そしてつながるまろんは『見えざる腕』、冬の人は『朝と夜の物語』(←また『焔』パートで切なくなる)で各々補充。
『歓びと哀しみの葡萄酒』はそれこそ地平線を華麗に横断、それはまさに残念だったねえ!
でも一番の衝撃は『天使の彫像』。素敵なおっさんをありがとう桂先生。
…違う。もうそれをも凌駕したよ。ラストの完成シーン見開きで泣きたくなった。
とてもきれいなじまんぐでした。まる。
二巻でのへんしつてきなじまんぐを楽しみに…の前に、早く『呪われし宝石』がこないかどきどきの展開です。
ごちそうさまでした。


もう一冊、『断章のグリム7 金の卵をうむめんどり/甲田学人』。
毎巻々々感想を書いているわけですが…繰り返します。

救われなさ倍増です。

今回は短編二話の中編一話、それに少しのセンテンスという今までにない方式のものでして…。

最初の二編『よくばりな犬』『アリとキリギリス』は、純粋に凄く切なかった。胸がぎしぎし痛む。
『よくばりな犬』はそれでもまだ明るい話。確かにその手の不安には駆られる時があった。こちらは私の中で過去形。
『アリと~』は、出ました形勢逆転。読み終えてはじめてカラー口絵の意味が理解できるという。
内面も外面も、どちらも磨くに越したことはないだろうけど…ちなみに私は現在内面に走っております(?)。
友情も恋愛も、歪むときは歪んで錯綜するときは錯綜して、なかなかに辛い。
特にこの話みたいな、どちらを優先すべきか、どうしたら誰も傷つかずに済むかという問題。難しい…。
以上短編二話は、なんだか近くでもありそうな、比較的日常的なお話。

問題は中編にして表題作『金の卵をうむめんどり』。
また、私の中での恐怖臨界到達速度が更新されました。
どうも駄目なんだよな…家庭内確執ネタって…ドロドロ苦手。
そしてまた血みどろどろな展開。しかも(ネタバレ)の血だから更に嫌。
私が、人間的な生々しい恐怖やそれに類するものが駄目なのは周知の事実だと思いたい…。
超越存在や狂気からの蹂躙される非日常的な恐怖にはまだ耐えられますが…だからグリム読めるんですが…。
『1 灰かぶり』も多少はその気があったが多少だし、痛すぎはしなかったし。
『2 ヘンゼルとグレーテル』はあの無責任な母親が地味に精神的ダメージ。
『3・4 人魚姫』のあのお家はまだ耐えられたかな。むしろ潔癖性こわい。
『5・6 赤ずきん』はまだまだ身近な闘争のうちにあるような、あんな力関係は。
で、ここにきて爆発した。願わくば、もう二度とこの話だけは読みたくない。特にオチ。
それでも読めるのは、風乃にスポットライトが当たってるからかと。
今回は特に、蒼衣と雪乃の影が薄いので。蒼衣なんて『金の~』には存在すらないという。
代わりに歩き回るのが風乃。彼女に関する様々な過去が明らかになる話としては、読みやすい。
このお話は、風乃スペシャルとして乗り切らせていただきます。まる。
つかいきなりニーチェ出てきてふいた。

次はきっとまた本編、作中の時期的には夏休みくらいか? 気が早いかも。
どこまで救われない展開になるか、恐る恐る続きを待つことにしましょう…。


明日は模試です。
残念ながら朝一からです。
そして孤独に受けてきます。
おやすみなさい。
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by forWAM | 2008-04-19 23:56 | DAYs --日々徒然
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