【もし、その花が薔薇ならば】
風邪引いた疑惑。
昨日あの後、やっぱり熱が。というわけで今日は寝てました。
それにしてもケーキ美味。はるえぐれいすとは驚きだ(言えてない)。
タテ世を読むも、三十分で眠気が、と思うとメールが来るという悪循環? の中で過ごしました。
久々の休みがこれでいいのか…?


あと、犬がかわゆい誕プレをくれるようです。アッシュ。いや違うけど。
昨日いただいた絵の妄想はまたいつか、今月のお題に使いたいなと。
しかしお題だけで字数食うのをなんとかしたいな。
というわけで今日からお題は日記下になりました。

ではどうぞ↓











こつこつこつこつこつこつこつこつ。
こつこつこつこつこつこつこつこつ。
こつこつこつこつ…。

「騒々しいですよファンズ様」
「わかってます」
「ならば、主のためにもお止めいただきたいのですが」
「わかってます」

こつこつこつこつこつこつこつこつ。

「…アンセム様、私の手には負えません。無理です」
「そんな簡単に匙を投げてどうするのです、ティコ。まあ無理もありませんが」
「私としても、主の御手を煩わせたくはないのですが…」
「有り難う、ティコ。流石は私の片腕です」

そう言いながら、まるで天使のような金の巻き毛と優しい碧の瞳をもつ青年は、扉の前で右往左往するもう一人の青年に歩み寄る。
取り残された従者は低く燃える紅の瞳を、白いカップに注がれた紅茶の、よく似た色の水面に注ぐ。
立ち上る湯気はとうの昔に消えた。それだけの時間続いた、ティータイム及び暇潰し行為の証明。
さて、微笑を浮かべた青年アンセムはといえば。

「見苦しいですよ、ファンズ」

そう言って、エキゾチックな黒髪の青年、その単一な歩行及び転換運動で上気した頬に一撃を見舞う。
予期せぬ事態に直撃を喰らい、何故か例の扉に右肩から激突。纏った純白のストールがずるずると落ちる。
赤い法衣の天使、黒い法衣の悪魔。しかしそれは見掛け倒しの様子。

「手紙が今日の午後届くから、待ち遠しいのはわかります。
 でも、かといってそんなに貴方が慌てても無駄な話ですよ」
「…」
「わかったなら返事」
「…はい」
「よくできました」

残念ながらいつも通り。
ティコはそんな様子を脇目で眺めつつ、そっと、残り僅かなポットの紅茶を補填しに向かう。
時刻はようやく二時、長いながい昼下がりはこれからが本番。

「ファンズ、『その花が薔薇なら』という言葉を知っていますか?」
「…さあ」
「ある地方の諺で、『その花が薔薇なら咲くだろう』と言うのです。今の貴方にぴったりですよ。
 …ただ今は、一緒にお茶を楽しみましょう。やるべきことは、全てやったのですから」

まだまだ、彼らの暇潰しは終わらない。







今回はたらこ(捏造率高し)より、アンセムとティコ及びファンズ。
彼らが何待ちかは謎。確かファンズはアンセムの下にいた、はず。
『その花が…』というのは、イタリアの諺です。日本だと『果報は寝て待て』にあたります。
ただササミ/たらこだとどのあたりになるかわからないのでぼかしてみる。なんだか薔薇のあたりにローマを感じる。
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by forWAM | 2008-11-03 18:43 | DAYs --日々徒然
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