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そういや本格的に二次創作にはまったのも(以下略
こんばんちは、食欲のない行灯(絶滅危惧種)です。
今食べたいものと言えばヨーグルトとバニラアイスとゼリーとプリンです。


最近異常に野生の神々(ネタ的な意味で)と出くわすのでほとほとに困り果てております。
ちょっとその鬱憤(という名の叫び)を晴らすためにも語っていいですかいきなり。
ちなみにネタの中核は騎士姫ぽい。あとあまりに素晴らしいテンションなんで白反転。

〈はじまります〉

最初から話すと、あるネタのあるCPに惚れたのがいけなかったわけです。
ちょっとネタを明かすのは自重しときます。自重というか多分知っている方があまりに少なすぎそうなので。
で、まあそのCPが騎士姫なのは予想どうりですよ。ただ、今まで私は、

誠実な騎士×それに尽くす姫

とか、

忠犬的な騎士×それにほほえみかける姫

とかがツボだったのです。要は騎士姫の中にも好き嫌いがあったんですよ(さらにいえば王道スキー)。
ところが今回はそう真っ直ぐに行かなかったという華麗なるミステイク。

俺様で下克上すら考えそうな独占欲の強い騎士×それをあまり好ましく思わないで敵対する姫(正しくは上流貴族)

こんな感じ。すなわちひたすら騎士→→→→→←姫ないしは騎士→(衝突)←姫、騎士 vs 姫的なものですよ。
自分で自分のマニアックなツボに爆笑した! けど自重はしない!
…あとあとですね、

天然タラシな器の大きい騎士×素直になれないお姫サマ

これなんてデンk(ry)ですけど再燃中。
でもやっぱ略奪愛? 下克上愛? いい名前が見あたらないのですがもう素敵すぎる。
よくある騎士の誓い(?/主君の手の甲にキスするやつ)なんかも、キスどころか舌を這わせるというか。
ああもうむしろ軽く噛んでやれ! みたいな。あれ段々おかしくなってきた。
ちなみにタラシ騎士はフツーに「じゃあ、俺が貴方の王子様になってあげますよ」とか言うような、これはタラシなのだろうか。
もうとにかくニヤニヤしまくりでモニタに映った自分の顔にふいた。そんなレベル。
俺様騎士×強気姫イイヨー。


〈/ここまで打って力尽きました〉


…というわけで寝てしまいましたorz おはよう諸君。
なのでもうひとつだけ語るというか考えてみようと思います。

「泣ける構成」について。

今日は激しく号泣した動画がありまして、これが切なすぎるんだよ…!
軽くストーリーを追ってみると、

幼なじみ二人組、「ずっと一緒にいようね」的な感じ

しかし片方(A)は事故(にしておきますがもちっと事情が複雑)でぶっ倒れてから傀儡状態

もう片方(B)は健気に相方のことを思い続けながら大きくなる(事故は知らない)

で、ある日いきなり傀儡の子(A)がもう片方(B)の目の前に現れて剣を突きつける

事情がよくのみこめず動揺するB(と視聴者 ←でも元ネタ的には薄々感づく)

同刻別所にて、二人をよく知る第三者(二人)が思わせぶりな会話でそのあたりの事情を匂わせる

「あの子(A)は長い間眠っていたのですから」記憶が消えたのだと語る第三者片方の手には「レクイエム」の楽譜

再びAとBの場面に、剣を突きつけられたBはAの名を呼ぶが「誰だそれ」的な反応

事情を悟って(「もうあの日のAはいないんだ」と)泣き叫ぶB

それにつられて記憶の断片がフラッシュバックし、事情はよくわからないが何故か泣き出してしまうA

地面に落ちる剣、泣き崩れる二人

余韻を残してエンド

さてさて。
とりあえず設定と構成と小道具各々に罠が潜んでいる気がします。

例えば健気な幼なじみのB。
これは最早記憶喪失ネタには欠かせない要素。もうその姿だけで涙を誘う。
またこれが普段は元気炸裂キャラなので、Aについて弱気になる瞬間が際だつ。

あと構成としても、実は一瞬入り込む間奏的な第三者視点の解説(?)が実はポイントのような。
第三者である二人組はAとBの事情を深く知っていて、またそれに関して全てを語らない。

(元ネタ的にいうと二人は己の権力のためにAの記憶喪失へ一枚噛んでいるが、それは結果としてAの命をつなぎ止めることになる。
Aが事故って生命的な危機に追い込まれ、それを動機と手段は酷かったが何とか助けたのがこの二人組。)

この「語らない部分」は絵から推測することができて、この表現と内容の間にある空白に私はやられてしまったような。
視聴者さんの想像がいい具合にその間隙を飛躍する。その力加減如何ですよね。

そして極めつけは小道具。
「記憶」が個人(アイデンティティ)を構成する必要条件だとしたら、その消滅はすなわち死。
実際にBは、記憶を失ってBの存在を、果ては己の名前すら忘れたAに関して泣くわけです。
君は僕を知らない、そして君は君自身を知らない。
僕は君を知っている、けど君は知らない。
これはまさに死の構図。
全てを語る生者と何も語らない死者。あるいは個人とその抜け殻。
そこにでてくる「レクイエム」の譜面はこれらのことを一度に引き出す、いわば枕詞的役割をしでかしているように思えませんでしょうか。

ちなみに書いてませんが選曲も神がかってた。えっと某干支マンガの曲です(?)。


もう何をやりたいかよくわからなくなってきました。
とりあえず寝て、もしかしたらまたリベンジするかも。

ではー。
by forWAM | 2009-03-02 23:58 | DAYs --日々徒然
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